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ASUS IoT、産業用マザーボードN5105I-IM-Aを発表

2021/10/25

キーポイント

  • 産業用グレードの仕様: Mini-ITXフォームファクター、インテル® Celeron® N5105プロセッサー、マルチCOM、USB、3画面に対応
  • 小売業に最適な設計: 12V DC入出力、RJ11およびDIOコネクター、MSRヘッダー、3Wアンプを備えており、POSやキオスクでの使用に最適
  • 高品質な電力供給とESD(静電気)保護機能: OVP/OCP(過電圧/過電流)保護機能により最大120Wの負荷に対応し、TVSダイオードで優れたESD耐性を実現
  • 最適化されたユーザー体験: ロック機能付き4ピンDCジャック、色分けされたコネクター、I/Oシールド上に横並びに配置されたポートラベルにより、セットアップが容易
  • 付加価値の高いソフトウェア: ユーザーフレンドリーなASUS IoT Suiteツールにより、OSのもとで設定をカスタマイズしたり、LVDSツールを使ってさまざまな画面解像度を設定することが可能

台北(台湾)、2021年10月25日

ASUS IoTは本日、インテル® Celeron® N5105クアッドコア・プロセッサー向けに設計されたMini-ITX 産業用マザーボードN51051I-IM-Aを発表しました。コンパクトな基盤に多数のI/Oポート、高度な接続性、柔軟なカスタマイズ性を備えたN51051I-IM-Aは、限られたスペースでの設置に最適です。N51051I-IM-Aは、USBを8ポートとCOMを6ポート備えているため、多くの周辺機器を接続することができ、12VのDC入出力により追加のディスプレイを接続することも可能です。また、HDMI®、DisplayPort™、LVDSを搭載しており、トリプルディスプレイにも対応しています。さらに、キャッシュドロワー用のRJ11およびDIOコネクター、クレジットカード決済用のMSRヘッダー、通知放送用のパワフルな3Wアンプを備えています。本マザーボードは、小売店向けPOS(販売時点情報管理システム)、キオスク、デジタルサイネージなどの用途に最適です。

インテリジェント・テレメディシン・カートは、台北市立連合医院の和平婦幼医院に導入されており、医師と看護師が操作し、症状を診断し、隔離室の患者を診療するのに役立っています。本日の発表により、インテリジェント・テレメディシン・カートの有用性はさらに高まりました。

安定性を高める優れた電源保護

N51051I-IM-Aは、常に安定した処理能力を発揮できるよう、120WのDC入力電源設計を採用し、過電圧(OVP)・過電流(OCP)保護機能、リバーシブル仕様のDCジャックを搭載しています。さらに、8~10kVまで対応する優れたESD耐性を備えたTVSダイオードが、デバイスをダメージから保護します。

最適なユーザー体験を提供するユーザーフレンドリーな設計

ASUS IoT N51051I-IM-Aは、小売店での日常的な業務を支援する各機能を備えています。ファンレスのアルミ製ヒートシンクを採用し、幅広い温度範囲で安定した動作を実現します。また、ロック機能付き4ピンDCジャックが安定した接続を実現し、BIOSに組み込まれたジャンパー機能により、ケースを開けて再レイアウトすることなく設定を変更することができます。色分けされたコネクターとI/Oシールド上に横並びに配置されたポートラベルにより、設置も容易です。

ASUS IoT Suite

ASUS IoT Suiteは、OS上で簡単にアクセスできるグラフィカルなUIとAPIインターフェースを備えた専用ソフトウェアツールです。ユーザーは数回クリックするだけで、ハードウェア情報、ウォッチドッグタイマー、電源スケジュール、GPIO制御、ファン設定などの表示や調整を行うことができます。N51051I-IM-Aは、15インチから21.5インチのディスプレイパネル に合わせて、BIOS内に16種類のLVDS解像度を備えており、ユーザーは簡単にディスプレイの解像度を切り替えることができます。さらに、LVDSツールを使用すれば、ユーザーはBIOSに解像度を追加し、小売業務の効率化を図ることができます。

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