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ASUS IoTとFortune Electric、台湾でAIを活用したEV充電ステーション技術で提携

2021/09
産業|ライフスタイル&デジタルエンタテインメント

活用事例

電気自動車(EV)産業は活況を呈しています。それに伴い、かつてなく多くの充電場所が必要となっています。スムーズに旅を続けられるようにするには、多くのイノベーションを生み出すことが求められています。これを受け、ASUS IoTは、定評のある電気機械メーカーFortune Electricと協力して、台湾・内湖にCCS1とCHAdeMOの両方の充電インターフェースを備えたEV急速充電ステーションを設置します。このEV充電ステーションは、ASUS ALPR Edge AI DevKitを構成するASUS IoT Tinker Edge Rシングルボードコンピューターを搭載しており、最大99.99%の精度の自動ナンバープレート認識(ALPR)を実現します。これにより、台湾におけるEVドライバーの利便性がどのようにして高まったのかを、以下にご紹介します。

課題:自宅から離れた場所で電気自動車を迅速かつ効率的に充電する方法を見つけること

電気自動車の普及に伴い、充電ステーションの需要も当然ながら高まっています。しかし、外出先や普段使っている充電ステーションから離れた場所で充電場所を探すことはわずらわしいですし、充電にかかる時間も短くしたいものです。また、ドライバーは、互換性が高く、充電の接続から課金まで迅速に行われることを望んでいます。

従来の公共EV充電ソリューションでは、これらのニーズに十分には対応できていませんでした。例えば、ドライバーは充電と駐車の料金を別々の場所で支払わなければならないケースもあります。不便なだけでなく、場所が離れていることで間違った操作をしたり、正しくない料金が請求されたりする恐れもあります。

解決策:AIによるスマートオートメーションを利用してEV充電の未来を創造する

Fortune Electricは、パワフルで多機能なASUS IoT ALPR Edge AI DevKitをベースに、まったく新しいEV充電ステーションを開発しました。この新しい充電ステーションは、ASUS Open Cloud Infrastructure Software (OCIS)と連動して、最大99.99%という驚くべき精度のALPRを提供し、駐車と充電の双方において信頼性の高い自動料金請求を実現します。

この優れたALPR技術は、人工知能(AI)を搭載し、ディープラーニングアルゴリズムと組み合わせることで、画像ノイズを最小化し、まさにナンバープレートに記されているような重要なマーカーの識別を最大化します。このようなスマートな内蔵機能とクラウドバックアップによる処理により、充電ステーション自体はパワフルである必要ありません。簡易的なUSBカメラでも、ALPRに対応できます。

ASUS IoT ALPR Edge AI DevKit自体は非常に小さく、サイズはわずか100×72mmです。このため、場所を選ばずに設置でき、既存のソリューションやインフラと簡単に統合できます。また、標準的な40ピンの汎用入出力(GPIO)インターフェースを備えており、ボタンパネルやスイッチ、センサー、表示LEDなど、多様な外部デバイスに接続できます。

このため、ALPR Edge AI DevKitは、端末ソリューションを開発するシステムインテグレーター(SI)にとって理想的な選択肢です。Fortune ElectricのEV充電ステーションは、ALPR Edge AI DevKitの実際の使用の代表例ですが、アクセス制御からデジタルサイネージシステムまで、あらゆる種類のアプリケーションに簡単に設定できます。ASUS IoT Cloud Console(AICC)管理プラットフォームに支えられたALPR Edge AI DevKitは、ライブデータを監視し、ステータスレポート、強制再起動、ソフトウェアアップデート、パフォーマンス調整、ログ収集などのリモート管理およびメンテナンスサービスをワンストップで提供できます。

成果:台湾ではEVドライバーから好評を得ており、今後は世界に向けて拡大

ALPR Edge AI DevKitを搭載したEV充電ステーションは、台湾・内湖のドライバーに大変好評で、現在、数十台の車両オーナーが定期的に利用しています。スマート充電ステーション実現のためにFortune ElectricがASUSの技術を採用したことについて、ASUS IoTのゼネラルマネージャーであるKuowei Chaoは、次のように述べています。「当社の効率的で正確なナンバープレート認識は、現代のスマートシティーの多様なニーズに対応できることが証明されています。Fortune Electricと協力できることを大変うれしく思います。ASUS IoT Tinker Edge Rと当社の優れたAIアルゴリズムの組み合わせることで、スマート技術を活用したEV充電の変革を支援し、その過程でEVオーナーの体験を向上させることができました。」

Fortune Electricにとって、ALPR Edge AI DevKitは同社が必要とする理想的なソリューションと考えています。I-sheng Hsu最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「Fortune Electricは2014年から、EValueブランドのもとでEV充電ステーションを運営しています。よりスムーズで便利な充電体験をカーオーナーに提供するために、EValueはサービスを最適化し、改良し続けています。そのために、ASUS IoTの高精度な認識ソリューションは不可欠です。光量不足、悪天候、反射、ブレ、ナンバープレート・ベゼルなど、当社が直面していたさまざまな問題を完璧に解決してくれました。認識され、電気自動車を駐車スペースに停めると、すぐに充電できます。」

ASUS IoT ALPR Edge AI Dev Kitの詳細については、 https://iot.asus.com/jp/solutions/alpr-edge-ai-dev-kit/をご覧ください。ASUS Tinker Edge Rの詳細については、 https://tinker-board.asus.com/jp/product/tinker-edge-r.htmlをご覧ください。

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